幸恵さんのコラム⑨
~70代からは「潤い」を守る養生を~
今年の半分が終わって今日から後半のスタートですね♪
7月7日は七夕です。
夜空を見上げながら、「これからも元気に歩きたい」「美味しく食事を楽しみたい」と
願う方も多いのではないでしょうか。
私自身もそうですが、70代を過ぎた頃から体の変化を感じることがぐっと増えるようなりました。
例えば
「肌が乾燥してかゆい。」
「夜中に足がつる。」
「口が渇く。」
「目が乾いて疲れやすい。」
実はこれらは、年齢のせいだけではなく、
体の『潤い』が少しずつ減ってきたサインかもしれません。
東洋医学では、この潤いを「津液(しんえき)」と言い
津液は、皮膚をしっとり保ち、関節をなめらかに動かし、胃や腸、目、口の粘膜を潤す大切な働きをしています。
ところが、暑い夏は汗とともに更にこの潤いが失われやすく、
70代を超えると、若い頃のように簡単には補えなくなります。
そこで、「水をたくさん飲めばいい」と思われがちですが、実はここに落とし穴があります。
東洋医学では、「飲んだ水」と「体が使える水」は違うと考えます。
胃腸の働きが弱くなっている方が一度にたくさん水を飲むと、水分をうまく運べず、体の中に余分な水が
溜まりやすくなり、痰湿となります。
東洋医学には、体の潤い(津液・陰)を補う漢方薬があります。
口の渇き、皮膚の乾燥、目の疲れ、空咳、便秘、夜中に足がつるなど、一見別々の症状に見えても、
根本には「潤い不足」が隠れていることがあります。
例えば、
のどや肺の乾燥、空咳、口の渇きが気になる方に。
加齢による潤い不足や、口の渇き、夜間尿、足腰の衰えを感じる方に。
目の乾きやかすみ、疲れ目を伴う方に。
ほてりや寝汗、口の渇きなど、熱感を伴う潤い不足に。
このように、「潤いを補う」といっても、その方の体質や症状によって選ぶ漢方薬は異なります。
漢方相談で感じることは、「同じ乾燥でも、原因は一人ひとり違う」ということです。
だからこそ、症状だけでなく、体質や生活習慣まで伺いながら、その方に合った養生と漢方をご提案しています。
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暑さに負けない身体つくりしていきましょう♪
~おせっかいな漢方屋さんより~
漢方相談店 若林 幸恵

