明誠堂 くすりのわかばやし

明誠堂くすりのわかばやしは、群馬県沼田市で漢方を中心にお1人ずつお体のご相談をお受けしています。女性病、皮膚病、ダイエットを中心に腎臓病や肝臓病などの慢性病相談をお受けしています。

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生涯現役 ~タンパク質の必要性~

生涯現役 ~タンパク質の必要性~

 

 

本日街ゼミを開催しました。

『腸から始める健康』

 

誰でもいつまでも、頭スッキリ毎日ハツラツ、病気とは無縁で過ごしたいと

願っているものです。

 

 

さて、身体の筋肉はどんなことに関係していると思いますか?

・運動神経

・基礎代謝、体温

・水分調整、血流調整

・血糖値調整

・アミノ酸の貯蔵庫

・炎症抑制(IL-6)

・記憶力向上(カテプシンB)

・うつ、がん

 

この中のいくつに関係しているでしょう?

 

実は全部!!

他にもまだまだあります

 

筋肉量は20代をピークに1年に1%ずつ落ちていきます。50代を超えるともっと落ちていくんですね。じゃあ筋肉増やすために毎日お肉食べればよいのでしょうか?

それともご飯などの糖質を減らして毎日重いダンベルを持ち上げますか?

 

身体の中のタンパク質は血液をはじめ、髪の毛・肌・爪そして内臓を作ることにも関与しています。たとえば骨にはカルシウムと思いますよね。

ビルを建てる時の鉄筋の部分がコラーゲン繊維、そしてカルシウムはコンクリートの役目をしています。

 

皆さん血液の原料は何でしょうか?

血液は血球と血漿に大きく分けることができ、

血液は鉄分とタンパク質、血漿はアルブミンです。

ここでもアルブミンはタンパク質から作られています。

 

アルブミンはカルシウムや微量元素をくっつき、

全身に運んだり、水を保持するという働きがあります。

しかし、タンパク質が不足すると、水分を保持できず、血管外に漏れだしてしまいます。これが“浮腫”なのです。腎臓が悪い等の病気がないにも関わらず、浮腫のある方は蛋白質を補給することも大切となります。

 

その他にも、ウイルスに負けない身体を作るためにも、タンパク質が足りないと免疫力が低下して免疫に必要な抗体が作れなくなってしまいます。

細かい話ですが消化酵素を作るのもタンパク質ですから歳をとって消化力が落ちるのも、糖尿病のインスリンというホルモン作るのもタンパク質からなんですね

 

身体の中の神経伝達するすべてのもとがタンパク質というわけです

 

それだけ大事なものだからこそ、使っていない臓器には最小限にして

生命維持に欠かせないところへ最優先で使ってしまうのです。

心肺機能が停止しそうなときに、認知症だからと言ってそこに蛋白質使わないですよね

 

これが大きな問題となる廃用症候群の症状、先月でお伝えしたフレイルという筋肉不足→膝が痛い→活動現象→寝たきりとなってしまう訳です。

 

タンパク質が足りているかの指標となるのが次の検査項目です。

ALB=血清アルブミン  3.5~4.8g/dl

肝臓で作られるタンパク質で約3週間前の栄養状態を反映します。

TP=総タンパク(アルブミン+グロブリン) 6.5~8.3g/dl

 

タンパク質不足で現れる自覚症状

・体格(筋肉量)・貧血・髪の毛・肌の状態・爪の形状・浮腫み易い

・胃腸の不良・風邪が治りにくい・傷が治りにくい・疲れやすい

・低体温・基礎代謝低下・気分がすぐれない

 

タンパク質不足では

じわじわと体調不良が進行する

ではタンパク質の必要量は?

 

18歳以上の男性推奨量  60g

18歳以上の女性推奨量  50g  性別、年齢問わず体重1kgに1g

 

◎1食分の目安

炭水化物   握りこぶし1つ分以下

タンパク質  手の平1つ分以上

野菜     両手分以上

 

◎更にタンパク質の需要が増す時

成長期、スポーツをしている時、骨折した時、病気の入院中

ストレスがかかる時…等

 

◎足りない分をどうしますか?

例えば運動をしているボディービルダーは○○に苦しんでいます。

それは、タンパク質を大量摂取すると未消化のたんぱく質が腸へ流れ込む。すると、腸内環境の悪化し、便秘、下痢、臭いがきついガスの原因に…

このように消化能力以上に摂ると、未消化のタンパク質が増え、腸が汚れてしまいます。

 

◎タンパク質の消化と吸収

1)胃での消化

・胃酸 PH 1~2

・日本人の特徴  欧米人に比べて胃酸・消化酵素が少ない

・ピロリ菌感染者が多い

・胃薬好き

加齢とともに胃酸の出が悪くなる

胃腸薬の種類によって胃酸を止めてしまうものが多い

 

胃酸を補助する工夫

①酸っぱいものを食べる

・ピクルス・梅干・ラッキョウなど

※注意 食事中に水分が多いと、胃酸が薄まるので控えめに

 

2)膵臓での消化

膵臓ではトリプシン・キモトリプシンという消化液がでる…

では、消化酵素は・・

生命活動の中で消化はタンパク質の需要が一番大きいところです

この消化酵素を使わないことが一番効果的なのが断食です

 

◎タンパク質の選択

消化しやすいタンパク源は

牛→豚→鶏→卵・魚・しらすなど小さいものの方が吸収しやすい

 

◎調理法

揚げる<炒める、煮る<茹でる

そして大切なことは噛むこと!

咀嚼力によって吸収率に1.6倍の差が出ます

 

当店では食事で不足しがちなタンパク質を補給するプロテインもございますので、是非お試しください。

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